1/17 挑戦してみよう!有機稲作セミナーを開催しました。
立正大学谷津田イノベーション研究会(後藤研究室、横山研究室(環境情報学分野)により運営)では、国際自然農法センターの榊原健太郎氏を講師にお迎えし、3カ所のサテライト会場、オンライン参加にて参加者31名の下で開催しました。榊原講師の小川町や周辺地域を対象とした実践的内容、特に「田植え前の土づくりで雑草の制御ができる」という内容は参加者に響きました。
このセミナーでは、小川町上横田大沼地域で循環共生圏を科学的な裏付けを得ながら慣行農業から有機農業への転換を行う研修を兼ねており、農産物の流通を支援するために実装されている「こめまめプロジェクト」が農水省のサステナアワードの「AgVenture Lab賞」を受賞しました。動画の中に故金子美登氏(有機農業の提唱者)の姿もあります。また、日本・世界農業遺産の現地調査で審査員に説明した場所であり、今年からここで有機稲作セミナーを開催すべく、本セミナーの開催に至りました。同日に、日本農業遺産とのダブル受賞になりました。 https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/230117.html?fbclid=IwAR3c5iHITi-6b0mkwibM03DfThxunDdgvhtGgyxF9IJhyuJmWDIEOWsn-Wg
2月には田植え前の土壌微生物多様性・活性値(BIOTREX)、水質分析を行い、これを用いて窒素循環を評価し、地力評価を行い田植えに備え、田植え前には現地セミナーを予定しています。
『第1回 有機稲作セミナー』のご案内(対面&オンライン)
■日時:1月17日(火)13:30-15:30
■会場:本セミナーは、長野松本市の自然農法国際研究開発センターの事務所からオンラインで行なわれます。
インターネット環境の整備状況と、比企丘陵の農業従事者のコミュニティーの醸成に配慮し、本会場以外に以下の3拠点に会場を設置します。なお、個人でのオンライン参加も受け付けておりますので、申込時に指定していただけますようお願いします。本会場には、主催者メンバーと小川町上横田大沼地域循環共生圏事業に参加メンバーが参加し、終了後に対面で事業の打ち合わせを行うことになっております。
(本会場)立正大学熊谷キャンパス3号館ICT教育研究ラボ
(サテライト会場1)(the Public:熊谷市手島215 https://www.the-public.jp/)
(サテライト会場2)(埼玉福興:埼玉県熊谷市妻沼台910−1多機能事業所オリーブケア bit.ly/3ioNGeV)
■費用:無料
プログラム:
13:30
挨拶 後藤真太郎(立正大学)
セミナーの流れ紹介(高橋優子(NPO生活工房つばさ・游))
13:35~15:15
有機稲作への移行のポイント(榊原健太郎氏(自然農法国際研究開発センター))
15:15~15:30 質疑応答
15:30 終わりの挨拶(横山和成(立正大学))
■主催・連絡・問合わせ先:
NPO生活工房つばさ・游 高橋優子 e_mail:Maily.takahashi@tubasa-u.com
立正大学地球環境科学部環境システム学科後藤研究室気付 谷津田イノベーション研究会 e_mail:gotoken@ris.ac.jp