環境システム学について

「環境システム学」とは、私たちを取り巻く様々な自然環境を相互に作用し合うシステムとしてとらえ、さらに生物による複雑な影響を考えに入れながら体系的に理解し、環境保全を視野に入れた総合的な学問です。

学びの特徴

1.環境問題を語るには、まず地球のメカニズムを知らなければ
自然現象を理解するために、気圏・地圏・水圏・生物圏のメカニズムを広く学習し、その成果を環境管理に生かす人材を育成します。実戦的な測定・解析・分析法の習得のために、実験やフィールドワークの機会が豊富に用意されています。
2.基礎から専門まで幅広く学べる、段階的カリキュラム
環境システム学科のカリキュラムは、環境科学の基礎科目や概論科目から、それぞれのコースにおける専門科目へと段階的に学習する構成になっています。環境科学の幅広い知識と深い専門知識をあわせ持った、環境問題の専門家の育成を目指します。
3.環境問題の専門家は、情報処理の専門家でもある
情報処理能力は、環境科学において不可欠なものとなっています。情報処理の基礎技術は必修として学習します。リモートセンシング(遠隔測定技術)や地理情報システム(GIS)等のより高度な技術も習得できます。