環境情報学分野の空間情報システム実習では、毎年、GIS の基礎を理解したうえで、ドローンで取得した点群データの解析や深層学習による画像認識へとステップアップする学びを提供しています。
6/20の演習では、上空から撮影した画像をオルソ化し、AI が地上の目標物を自動検出するワークフローを体験しました。データ取得から解析・可視化までを一貫して学ぶことで、現場で求められる実践力を身につけます。
2025年4月、本学は「立正大学ドローンアカデミー」を開設し、国土交通省航空局より無人航空機(二等)登録講習機関に認定されました。学内で学科・実技講習を受け、所定の審査に合格すると、国家資格「二等無人航空機操縦士」の実技試験が免除されます。地球環境科学部では、この制度と連携したドローン関連授業を 2025 年度から提供し、単位修得と同時に国家資格取得を目指せるカリキュラムを整備中です。今後は一等資格まで視野に入れ、他学部への展開や応用データ分析プログラムの拡充も計画しています。