環境気象学アドバンスト

環境科学アドバンスト科目 †

環境科学アドバンスト科目は、学修意欲ならびに学力の高い学生を対象に開講する発展的な科目で、早期高等専門教育を施すことで、学生の在学時ならびに卒業後におけるキャリア形成のための専門性と自由度を高めることを目的としています。

環境科学アドバンスト科目は、以下の5科目が開設されています。

環境気象学アドバンストでは、受講資格を有し受講を希望する意欲・能力の高い学生に対して、環境気象学分野に関わる最新の研究トピックスや高度な専門知識に触れる機会を提供し、学生自ら考える力や議論する力を養うことを目指しています。具体的な授業内容は、受講生の興味・関心も考慮しながら決定します。

2015年度は、以下のような内容で実施しました。

受講生
2年生2名
授業内容
- 環境気象学コロキウム
  受講生は環境気象学コロキウムに必ず参加し、講演内容の概要をまとめるとともに、講演内容で興味深かった点や疑問に感じた点などについて自身でさらに調査したことをあわせてレポートにまとめ、提出を求めます。
- 気象予報士問題検討会
  気象予報士試験で実際に出題された問題を題材に、問題の解き方や問題文の意味などについて参加者同士で議論することで、気象に関する基礎知識のより深い理解を目指す検討会を開催しています（参加は自由）。受講生は検討会に必ず参加し、毎回1問について問題文の意味と解法を解説することを求めます。
- 集中実習
  受講生が授業の無い日に日帰り集中で野外実習をします。2015年度は赤城山にて山麓から山頂付近までの複数地点に移動しながら地温、気温、湿度、風、気圧等の気象観測を行い、地温の高度分布の特徴を中心に調べました。後日、観測データをもとに学生同士でディスカッションを行いました。
  
  写真: 赤城白樺牧場付近での気象観測の様子（2015.11.28集中実習）

スケジュール

2014年度は、以下のような内容で実施しました。

スケジュール

立正大学
地球環境科学部
環境システム学科
環境気象学分野