下記の通り、第13回環境気象学コロキウムを開催致します。今回の話題提供者は、立正大学名誉教授の福岡義隆先生です。学部1年生から大学院生まで環境問題や気象学に興味をお持ちの方は、ぜひご参加ください。福岡先生には、ご退職後も5年間にわたって一部の授業を非常勤で担当して頂いておりました。本講演はその「最終講義」と位置づけられます。多くの方々のご来場を心よりお待ちしております。

開催日:2015年1月21日(水)17:50~19:00
会場:アカデミックキューブ4階415室
話題提供者:福岡 義隆 先生(立正大学名誉教授)
「都市気候から気象病へ-気候学研究の遍歴-」

講演概要:
約半世紀にわたる気候学研究遍歴を、以下の6つのトピックスを中心に概説いたします。未来ある学生たちのこれからに少しはヒントとなりそうな冒険・発見の寸話をお話しします。
①都市気候事始めとして電車による冒険的移動観測
②モグラ視点の気象研究に取り組み、地中のヒートアイランド(HI)発見
③盆地都市(福島など)と海岸都市(広島など)のHIと大気汚染
④海外(USA・中国・インドなど)諸都市の都市大気環境調査
⑤日本一高温都市熊谷のHIと熱中症
⑥3回の国際生気象学会にHI研究発表参加