後藤研究室(環境情報分野)では、環境データサイエンスの方法を使用して、埼玉県農業大学校との共同研究でドローンによるおいしいネギのモニタリング手法の開発、ニンジンの収穫時期の評価を行っております。12/17には、ハイパースペクトルカメラを搭載した大型ドローンで圃場を観測し、Mavicに搭載したマルチカメラによる観測やFieldSpecによる地上観測結果、自作ドローンによる観測結果の相互比較を行うための観測キャンペーンを行いました。
これまでの面的撮影には、マルチカメラのR、G、B、Irの周波数に限定され、糖度を推定する手法である近赤外分光法への適用には制約がありましたが、ハイパースペクトルカメラの導入により、連続的なスぺクトルの面的画像が取得できるようになり、2次元的なネギの糖度分布から、おいしいネギの場所をモニタリングしたり、ニンジンンの収穫時期の特定精度を検証しております。