立正大学谷津田イノベーション研究会(会長:後藤真太郎教授(環境情報分野))は、比企丘陵の谷津沼農業を基盤とした風土共創の文化を日本・世界農業遺産への申請を支援し、この文化を次世代に持続させることで、比企丘陵農業遺産推進協議会の活動を支援しております。
この度、イノベーション研究会は、「NPO生活工房つばさ・游」*および、「小川里山食農スクールエディベリ」*の活動の主旨に賛同し、包括的な協定の3者協定を締結することになりました。
小川町においては、既に、横山和成特任教授(環境情報分野)の研究成果である土壌微生物多様性・活性値は「おがわ野菜のブランド化」に実装されており、この成果をさらに一般化し、地力ベースの農業基盤を構築し、食農教育を通し、農林水産省の提唱する慣行農業の有機化や脱炭素社会に貢献することを目指します。
*NPO生活工房つばさ・游 小川里山食農スクールエディベリは、顔と顔の見える相互扶助の市民共生ネットワークの仕組みを作り、小川町の里地里山環境が生み出す豊かな地域資源を活かして「食」と「エネルギー」の自給モデルを築くことを目的とする。そして、それに必要な様々な社会的要素のあり方を、町づくり、人づくりの観点から研究提案し、運営する事業を行い、地域・日本社会に生きる人々全体の利益に寄与しています。