森林公園内の沼(=農業用ため池)にて天然記念物ミヤコタナゴの放流に備え、生態、水文、環境情報分野の混成チームによる水質調査、魚類調査が始まりました。結果は日本・世界農業遺産申請のエビデンスに使用します。この後、沼普請を行います。
1985年に、埼玉県では絶滅したと考えられていたミヤコタナゴが、滑川町内の沼で発見されました。 関東地方各地の湧水のある池や小川に点々と分布していたミヤコタナゴは、里山の自然が失われるとともに、いつの間にか見られなくなっていました。発見されたミヤコタナゴは滑川町エコミュージアムセンターで飼育されております。
生態分野ではミヤコタナゴのDNA解析を行っており、滑川のミヤコタナゴの由来を調査する事になっております。
関連記事:
農業遺産登録申請を目指した風土共創によるSDGsイ二シャチブ
2020/11/06 日本・世界農業遺産調査会にて後藤教授が全体説明・ブース展示を行いました