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8/28 TJUP FD/SD研修セミナー「大規模災害から学ぶリスクマネジメント」が開催され、2019年の台風19号での都幾川氾濫時の教訓を基に、大規模災害の際、大学は、周辺自治体の何を支援し、何を準備すべきか一緒に考えました。4年生田中陸都君(環境情報学分野)が登壇し地域連携かつ卒業論文として自治会と取り組んでいる地区防災計画づくりについて現況を報告しました。

【開催日時】2024年8月28日(水)14時00分から16時00分
【開催場所】立正大学熊谷キャンパス1101教室(対面開催)
【参加者数】TJUP教職員、学生、民間会社、一般から50名

1部では、後藤教授(環境情報学分野/研究推進・社会貢献センター長)が防災士の立場で災害リスクマネジメントについてのレクチャーから始まり、熊谷市危機管理課の3Dでわかりやすく災害を伝える試み、地区防災計画づくりについての田中君の話。大東文化大学の学生の防災サークルが自分たちで立体的な地図で水害を“見える化”している取り組みなどとても参考になりました。NHK首都圏ニュースにも取り上げられ学生に刺激になったと思います。
2部のパネルディスカッションでは、能登の復旧ボラに学生が参画している事例を社福の新井先生が紹介。経済の外木先生による防災意識が高くない方々を引き込むにはどうすればよいのかの話題提供から、今後定期的に災害時のリスクマネージメントのあり方、平時の防災訓練、防災教室などへの学生の関与などの検討をリスクコミュニケーションとして行う必要性があり今後取り組むべきことについて取りまとめました。