農林水産省では、「みどりの食料システム戦略」の実現に向けて、将来を担う若い世代の環境に配慮した取組を促すため、農業大学校や農業高校を含む大学生や高校生等の個人・グループが「みどりの食料システム戦略」に基づいた活動を実践する機会として「みどり戦略学生チャレンジ」を開催しています。
この度、環境情報学分野の学生が、6年間の農福連携圃場での活動内容をチャレンジの事例として挑戦しました。
農福連携圃場では、農福連携団体、特別支援学級児童を扱うNPO、地元農家、学生、一般の方々と無農薬・無化学肥料でため池の水だけを使った谷津沼農法で谷津田米を栽培しつつ、実験圃場として、土壌微生物多様性・活性値の計測、化学分析、土壌分析、ドローンによる有機態窒素量の推定・水稲への窒素固定量の推定、IoTによる水位計測など多様な手法を適用して、ため池の水だけでお米が栽培できる理由を探っています。