環境水文学分野の河野 忠教授が東北学院大学東北文化研究所で学術講演会を行います。
「弘法伝説を切口としてみた水文化と自然環境」
「喉が渇いた弘法大師が,遠くから水を汲んできてくれた老婆へのお礼に杖で地面を突いたら水が出た」,という弘法水伝説ですが,なんと日本全国に1600話以上存在します。伝説であるはずの弘法水ですが,その湧出量や水質を調べてみると,自然環境と密接に関わっていることが見えてきます。講演では伝説を切口として,書道の硯洗いの習慣や茶摘み唄等の水文化についても自然科学的側面から謎解きをしていきます。
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