日時:2025年10月21日(火)15:20〜
場所:立正大学熊谷キャンパス アカデミックキューブA204
講演者:仙石和正 氏(筑波大学 博士後期課程)
演題:「関東地方の降雪や大雨に関わる『寒気せき止め現象』の実態解明に向けて」
講演要旨:
寒気せき止め現象(cold-air damming, CAD)とは、山脈の東側でまとまった寒気層が形成される現象を指します。CADは関東平野でも時折発生し、気温低下のみならず、首都圏での大雪や東部沿岸での記録的な大雨に関わることで注目されています。
仙石さんは、CADの詳細な構造や時間変化、そのメカニズムの解明に向けて、学部時代から現在に至るまで研究を進めてきました。本講演では、統計分析・観測・数値シミュレーションの“三刀流”で得られた成果を紹介し、今後の展望についてお話しします。
さらに、研究内容に加え、仙石さんご自身の博士後期課程2年生としての経験や、大学院進学の経緯についてもお話しくださる予定です。
大学院進学を検討されている方々にとっては、具体的な参考となる機会です。
気象学に興味のある方や、天気の仕組みをもっと知りたい方は、ぜひお越しください。
お申し込みは不要ですので、ご参加をお待ちしています。