土木学会インフラデータチャレンジ2021に応募した以下の2作品のうち、①被災状況早期検知システムが特別賞を受賞したとの連絡がありました。共にドローンのデータをGISを巧みに使用した作品であり、①については卒業研究が評価されたことになります。おめでとうございます。

①作品名:被災状況早期検知システム

代表者氏名:高杉魁(立正大学地球環境システム学科4年(環境情報学分野))

作品概要 ;

被災の全貌を把握し、被害の実態に合った支援を行う必要がある。本システムは、被災直後のドローン点群データから、AIで被災個所を抽出し、被災前後の地表面データの差から復興計画に繋げられる情報を作成できるものである。

高杉インフラデータチャレンジ画像1

高杉インフラデータチャレンジ画像2

ドローン画像を用いたAIによる被災個所の抽出結果

 

②作品名:3D温度マップで熱中症防止

代表者氏名:佐藤響平(立正大学大学院地球環境科学研究科環境システム学専攻2年(環境情報分野))

作品概要:

熊谷のラグビーロードを対象に、CityGMLに3Dの温度、風のデータを表示し、ラグビーロードでの市民活動中の熱中症防止の啓蒙を行う。さらに、これを利用し、CityGMLを用いた日影マップと弱風の地域はCoolSpotとして利用できる可能性を示した。

佐藤インフラデータチャレンジ画像3

風速分布+CityGML

佐藤インフラデータチャレンジ画像1 佐藤インフラデータチャレンジ画像2