12/10 横山特任教授が、美里町の古民家カフェで、【土壌微生物と農業】講座に登壇します。12/11には、茅の研究者による古民家と微生物(仮)が予定されてますので併せてご計画ください。
【土壌微生物と農業】講座
■日時 2022.12.10(土)13時〜16時
■会場 古民家カフェ &ギャラリー竹Zen 2階 ■定員 15名
■参加費 1000円(お茶付き)
■参加申し込み 090-6500-1780 (担当:槙田)@makiporina (instagramより)
■持ち物 防寒具(会場の古民家内は冷える可能性がありますので暖かくしてお越しください)
■講座内容
・土壌微生物多様性・活性値を指標にした地力ベースの施肥管理」 後藤 真太郎(立正大学地球環境科学部教授)
農林水産省は令和4年3月に、2050年までに有機農業の農地を全体の25%に増やす目標を含む、新たな農業戦略(「みどりの食料システム戦略」)を発表しました。一方、ウクライナ侵攻等に伴い化学肥料が高騰しております。このような背景を踏まえると、現実の環境条件に合せ、必要以上で施肥をしない農業の推進体制が必要とされます。 本講演では、熊谷市、小川町で実証実験中、計画中の事例を対象とし、土壌微生物多様性・活性値を指標にした地力ベースの施肥管理と農産物のブランディングの事例を紹介します。
・「土を復活させることで、あなたも世界を救うことが出来る!」 横山 和成(立正大学地球環境科学部特任教授)
どこまでも続く黄金色の稲穂、見渡す限りの葉物野菜、ホクホクの滋養を抱いた芋を地下一杯にかかえた広大な芋畑、どれも思わず我々の胸をキュンとさせる風景です。私たちの生命を支えるそれら大地の中を、あなたは覗いてみたことがあるだろうか?その中で、太古から一時も休むことなく黙々と営まれる膨大な数の土壌微生物たちによる物質循環の営みによって初めて、この星の生命は40億年の時を刻むことが出来た。その営みを制御し、人々に生命の源「食」を提供し続ける農の担い手たち、その中で飛び抜けて優れた技を完成させたある古老がポツリと語った深い言葉、「土は生きてる、その生き様を知るのに掛かった長い長い時間を何とかもっと短く・・・」この言葉に背中を押され、完成させた新技術が「土壌微生物多様性・活性値」です。この技術自体の誕生秘話、そして更に進化した最新技術が可能にする農業生産の永続、高付加価値化、そして、人類文明自体の再生活動について最新の話題をご紹介します。