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教員情報

Yasushi Watarai

渡来 靖

Yasushi Watarai
  現職: 立正大学地球環境科学部環境システム学科 教授
  研究室: 熊谷キャンパス3号館3407室 ( CampusMap)
  連絡先: watarairis.ac.jp ( @)
担当科目

略歴

西暦 和暦 学歴・職歴
1994 平成6 3 千葉県立東葛飾高等学校 卒業
4 筑波大学第一学群自然学類 入学
1998 平成10 3 筑波大学第一学群自然学類 卒業
4 筑波大学大学院地球科学研究科地理学・水文学専攻 入学
2000 平成12 3 修士(理学)取得
2004 平成16 3 筑波大学大学院地球科学研究科地理学・水文学専攻 単位取得退学
4 筑波大学陸域環境研究センター 準研究員 に着任
9 博士(理学)取得
2007 平成19 4 立正大学地球環境科学部環境システム学科 助手 に着任
2009 平成21 4 立正大学地球環境科学部環境システム学科 助教 に着任
2010 平成22 4 立正大学地球環境科学部環境システム学科 講師 に着任
2014 平成26 4 立正大学地球環境科学部環境システム学科 准教授 に着任
2019 平成31 4 立正大学地球環境科学部環境システム学科 教授 に着任

学位

学位名 取得年月 取得大学 論文題目
学士(理学) 1998(平成10)年3月 筑波大学 順圧スペクトルモデルによるロスビー波砕波の研究
修士(理学) 2000(平成12)年3月 筑波大学 ブロッキングの形成・維持における順圧 - 傾圧相互作用の役割
博士(理学) 2004(平成16)年9月 筑波大学 Local Energetics of Kinetic Energy Divided in the Barotropic and Baroclinic Components during the Formation of Blocking

所属学会

著書

  1. 公益社団法人日本地理学会編 (分担執筆), 2023: 「地理学事典」丸善出版, 844p. (ISBN: 978-4621307939)
  2. 山川修治・江口卓・高橋日出男・常盤勝美・平井史生・松本淳・山口隆子・山下脩二・渡来靖編 (編集;分担執筆), 2022: 「図説 世界の気候事典」朝倉書店, 448p. (ISBN: 978-4254161328)
  3. 山川修治・常盤勝美・渡来靖編 (編集;分担執筆), 2017: 「気候変動の事典」朝倉書店, 460p. (ISBN: 978-4254161298)
  4. 立正大学地球環境科学部環境システム学科編 (分担執筆), 2016: 「環境のサイエンスを学ぼう -正しい実験・実習を行うために-野外調査/室内実験/機器分析/データ処理」丸善プラネット, 198p. (ISBN: 978-4863452817)
  5. 立正大学地球環境科学部環境システム学科編 (分担執筆), 2011: 「環境のサイエンスを学ぼう -人と地球の未来のために-」丸善プラネット, 222p. (ISBN: 978-4863450998)
  6. 髙村弘毅・後藤真太郎編 (分担執筆), 2011: 「流域環境を科学する -荒川流域の水と緑を考える-」古今書院, 248p. (ISBN: 978-4772290043)
  7. 福岡義隆・中川清隆編著 (分担執筆), 2010: 「内陸都市はなぜ暑いか -日本一高温の熊谷から-」成山堂書店, 174p. (ISBN: 978-4425512614)

論文・紀要・Proceedings

  1. 藤田友香・渡来靖・増田耕一, 2023: 気象衛星ひまわり8号データからみた日本付近で発生するトランスバースバンドの時空間的特徴. 地球環境研究, 25, 35-44.
  2. 中川清隆・渡来靖・平田英隆, 2022: 日本上空における対流圏界面高度の気候学. 地球環境研究, 24, 41-66.
  3. 矢野雄大・渡来靖・吉﨑正憲, 2021: 立正大学・熊谷キャンパスで観測されたストリーク構造の出現特性について. 地球環境研究, 23, 43-53.
  4. 中川清隆・鈴木雄大・渡来靖, 2021: 我が国における気温位相差の分布に関する予備的考察. 地球環境研究, 23, 33-42.
  5. 中川清隆・渡来靖・平田英隆, 2021: 遠心力,コリオリ力および曲率項の幾何学的誘導. 地球環境研究, 23, 27-32.
  6. Yoshizaki, M., Y. Watarai, A. Suzuki-Parker and S. Moriizumi, 2020: Relationship among MJO, westerly wind bursts, tropical cyclones and mid-latitude baroclinic waves observed in an idealistic aqua-planet NICAM simulation. Bulletin of Geo-Environmental Science, Rissho University, 22, 47-55.
  7. 伊藤智洸・中村祐輔・渡来靖・重田祥範, 2019: 地表面状態の変化が埼玉県熊谷市における都市と郊外の比湿差に及ぼす影響. 地球環境研究, 21, 141-152.
  8. 中村祐輔・渡来靖・中川清隆, 2019: 走査型ドップラーライダーに対する傾斜補正手法の提案および検証. 地球環境研究, 21, 23-34.
  9. 鈴木パーカー明日香・日下博幸・渡来靖, 2018: 第3の台風のカテゴリー「高温台風」の諸特性 -雨台風・風台風との比較-. 地球環境研究, 20, 185-191.
  10. 中川清隆・渡来靖, 2018: 指数関数で近似された疑似多方大気において宇宙とのエントロピー交換率を最小にする気温減率. 地球環境研究, 20, 103-120.
  11. 鈴木厚志・大石雅之・須田知樹・米林仲・渡来靖, 2018: 立正大学熊谷キャンパスマップの製作と活用. 地球環境研究, 20, 57-67.
  12. 青木翔太・渡来靖, 2017: 「那須おろし」発生時のスコラー数の特徴. 地球環境研究, 19, 103-110.
  13. 渡来靖・中村祐輔・青木翔太, 2017: 単一ドップラーライダーによるVAD水平風推定値の品質評価 -ダブルセオドライト法によるパイバル観測値との比較-. 地球環境研究, 19, 83-94.
  14. 中村祐輔・渡来靖・中川清隆, 2017: ドップラーライダー観測による大気境界層高度算出の試み. 地球環境研究, 19, 73-82.
  15. 高咲良規・吉﨑正憲・鈴木パーカー明日香・渡来靖・武井祐興・榊原保志・浜田崇, 2017: 長野市におけるドップラーライダを用いた山風の観測とWRFによる数値実験. 地球環境研究, 19, 63-71.
  16. 中川清隆・渡来靖, 2017: 水平移流を伴わない大気境界層の地表面非断熱加熱に起因する地上気圧の日変化に関する一考察. 地球環境研究, 19, 39-61.
  17. 高咲良規・吉﨑正憲・渡来靖・中川清隆・蓜島徹也・武井祐興, 2016: 立正大学・熊谷キャンパスにおけるドップラーライダによる水平風の観測. 地球環境研究, 18, 49-55.
  18. 中川清隆・宗村広大・渡来靖, 2016: 2012年8月初旬~2015年9月中旬における本邦およびその近傍の温帯低気圧の位置 ・ 経路追跡のためのデータベース構築. 地球環境研究, 18, 37-47.
  19. 渡来靖・重田祥範・中川清隆, 2015: 冬季山越え気流吹送時の山地斜面に沿った温位分布の特徴. 地球環境研究, 17, 131-137.
  20. 中川清隆・重田祥範・渡来靖, 2015: 上信越山岳域における晴天日の気温 ・ 気圧日変化合成曲線の抽出. 地球環境研究, 17, 1-15.
  21. 白木洋平・近藤昭彦・渡来靖, 2011: NOAA/AVHRRを用いた関東地方の明け方における地表面温度の特徴. 環境科学会誌, 24, 472-479, DOI:10.11353/sesj.24.472.
  22. 渡来靖・中川清隆・福岡義隆, 2011: 2009年2月20日における関東平野北西域での急激な昇温に関する数値シミュレーション. 地学雑誌, 120, 296-308, DOI:10.5026/jgeography.120.296.
  23. 渡来靖・鈴木需, 2011: 熊谷市荒川大橋付近における堤外地の熱環境とその左岸堤内地への影響. 地球環境研究, 13, 1-9.
  24. Senga, Y., M. Hiroki, Y. Nakamura, Y. Watarai, Y. Watanabe and S. Nohara, 2011: Vertical profiles of DIN, DOC, and microbial activities in the wetland soil of Kushiro Mire, northeastern Japan. Limnology, 12, 17-23, DOI:10.1007/s10201-010-0316-2.
  25. 渡来靖・丸本美紀・福岡義隆・中川清隆, 2010: 立正大学総合気象観測システムおよび放射・熱収支観測システムの拡充について. 地球環境研究, 12, 139-145.
  26. 中川清隆・渡来靖・福岡義隆, 2010: 埼玉県熊谷市南郊における冬季静穏快晴日の放射4成分・地表面温度・気温の日変化の事例解析. 地球環境研究, 12, 77-84.
  27. 渡来靖・中村洋介・酒井聡一, 2009: 地域SNSにおけるアクティブユーザーの利用実態~熊谷地域SNS「あついぞホッとcom」を事例として~. 地球環境研究, 11, 177-182.
  28. 中村洋介・渡来靖・酒井聡一・千賀有希子, 2009: Jリーグスタジアムにおける地震危険度評価. 地球環境研究, 11, 171-176.
  29. 渡来靖・中川清隆・福岡義隆, 2009: 領域気象モデルを用いた関東平野中央部における2007年8月猛暑の数値実験. 地球環境研究, 11, 71-80.
  30. 渡来靖・中川清隆・福岡義隆, 2009: 領域気象モデルを用いた関東平野中央部における2007年8月15-16日の猛暑の数値シミュレーション. 日本生気象学会雑誌, 46, 35-41, DOI:10.11227/seikisho.46.35.
  31. 渡来靖, 2008: 筑波山における斜面温暖帯観測. 地球環境研究, 10, 79-86.
  32. Watarai, Y. and H. L. Tanaka, 2008: Characteristics of the JRA-25 dataset from the viewpoint of global energetics. Third WCRP International Conference on Reanalysis.
  33. Ueno, K., Y. Watarai, A. Kusada, N. Hirose and S. Shimizu, 2007: Spatial heterogeneity of snow covers in Sugadaira, central Japan. Tsukuba Geoenvironmental Sciences, 3, 33-39.
  34. 渡来靖・山中勤, 2007: 熱収支・水収支観測資料 -2006年-. 筑波大学陸域環境研究センター報告, 8, 55-80.
  35. 花房龍男・大和佳祐・渡来靖, 2007: フラット・アレイ型ソーダーについて. 筑波大学陸域環境研究センター報告, 8, 27-33.
  36. Watarai, Y. and H. L. Tanaka, 2007: Characteristics of the JRA-25 dataset from the viewpoint of global energetics. SOLA, 3, 9-12, DOI:10.2151/sola.2007-003.
  37. Hayashi, Y. and Research group for intramural project (S), University of Tsukuba, 2006: Meteorological observation station at the summit of Mt. Tsukuba. Tsukuba Geoenvironmental Sciences, 2, 19-24.
  38. 渡来靖・藪崎志穂・山中勤, 2006: TERC熱収支・水収支観測データベース図表集. 筑波大学陸域環境研究センター報告, 7別冊, 97p.
  39. 渡来靖・山中勤, 2006: 熱収支・水収支観測資料 -2005年-. 筑波大学陸域環境研究センター報告, 7, 99-124.
  40. Watarai, Y., M. E. Hori and Y. Hayashi, 2005: Vertical structure of the thermal belt in the western slope of Mt. Tsukuba: an observational study on 10-11 December, 2004. Tsukuba Geoenvironmental Sciences, 1, 11-17.
  41. Hori, M. E. and Y. Watarai, 2005: Observation of thermal belt on an open slope by use of infrared thermography. Tsukuba Geoenvironmental Sciences, 1, 3-10.
  42. Watarai, Y. and H. L. Tanaka, 2005: Spectral energetics in polar regions using JRA-25 dataset. Proceedings of the 6th International Conference on Global Change: Connection to the Arctic (GCCA-6), 21-24.
  43. 渡来靖・山中勤, 2005: 熱収支・水収支観測資料 -2004年-. 筑波大学陸域環境研究センター報告, 6, 63-88.
  44. 花房龍男・青島武・渡来靖, 2005: 超音波風速温度計と熱電対温度計による潜熱輸送量の簡単な評価方法. 筑波大学陸域環境研究センター報告, 6, 11-15.
  45. Watarai, Y. and H. L. Tanaka, 2005: Comparison of blocking versus non-blocking using the local energetics of kinetic energy divided in vertical mean and sheared flows. Science Report of Institute of Geoscience, University of Tsukuba, Section A (Geographical Sciences), 26, 13-25.
  46. Watarai, Y. and H. L. Tanaka, 2004: Local energetics analysis of blocking formation in the North Pacific decomposed in vertical mean and sheared flows. Proceedings of the 5th International Workshop on Global Change: Connection to the Arctic (GCCA5), 95-98.
  47. Watarai, Y. and H. L. Tanaka, 2004: Local energetics analysis of blocking formation in the north Pacific decomposed in vertical mean and sheared flows. J. Meteor. Soc. Japan, 82, 1447-1458, DOI:10.2151/jmsj.2004.1447.
  48. Tanaka, H. L., Y. Watarai and T. Kanda, 2004: Energy spectrum proportional to the squared phase speed of Rossby modes in the general circulation of the atmosphere. Geophys. Res. Lett., 31, L13109, DOI:10.1029/2004GL019826.
  49. Watarai, Y. and H. L. Tanaka, 2002: Characteristics of barotropic-baroclinic interactions during the formation of blocking events in the Pacific region. J. Meteor. Soc. Japan, 80, 387-402, DOI:10.2151/jmsj.80.387.
  50. Tanaka, H. L. and Y. Watarai, 1999: Breaking Rossby waves in the barotropic atmosphere with parameterized baroclinic instability. Tellus, 51A, 552-573, DOI:10.1034/j.1600-0870.1999.00002.x.

その他

  1. 目代邦康・渡来靖監修, 2022: 「自然地理アニメーション」(DVD) 二宮書店. (ISBN: 978-4817604866)

競争的資金

  1. 国土地理協会学術研究助成/研究課題名:人・水・熱・音からみた都市の水辺空間の総合的評価/研究代表者:山下亜紀郎/共同研究者/令和4(2022)年度.
  2. 放射能環境動態・影響評価ネットワーク共同研究拠点共同研究/重点共同研究(課題番号F-22-23)/研究課題名:安価なドローンシステムによる気象観測手法の確立/研究代表者:渡来靖/令和4(2022)年度.
  3. 千葉大学環境リモートセンシング研究センター共同利用研究/一般研究(課題番号CJ22-36)/研究課題名:日本付近で発生するトランスバースバンドと浪雲の特徴について/研究代表者:渡来靖/令和4(2022)年度.
  4. 放射能環境動態・影響評価ネットワーク共同研究拠点共同研究/重点共同研究(課題番号F-21-22)/研究課題名:3次元気象場の把握を目的としたUAV観測手法の確立/研究代表者:渡来靖/令和3(2021)年度.
  5. 立正大学石橋湛山記念基金研究助成/研究課題名:関東平野北西内陸域における地上気温と周辺地形との関係に関する解析的研究とシミュレーション/研究代表者:渡来靖/平成22(2010)年度.
  6. 文部科学省科学研究費補助金/研究種目:若手研究(B)/課題番号:21700861/研究課題名:熊谷地域における夏季高温形成要因の定量的評価に関する研究/研究代表者:渡来靖/平成21(2009)年度~平成24(2012)年度.
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