第53回環境気象学コロキウムのお知らせ

2022-11-14

第53回環境気象学コロキウムを、以下の通り対面にて開催します。興味のある学生は自由にご参加下さい。

第53回環境気象学コロキウム
   2022年12月2日(金)16:10〜17:40
   アカデミックキューブA301教室

  • 話題提供者 千葉大学リモートセンシング研究センター准教授 樋口篤志先生
  • 講演タイトル 「千葉県北西部〜房総半島におけるレーダ,衛星,地上観測による対流雲発生の観測的研究:これまでとこれから」
  • 概要
     都市部での豪雨災害がクローズアップされ,都市型洪水に対する対策や短時間豪雨予測ナウキャストへの取り組みがなされている.通常の集中豪雨は組織化された積乱雲群によりもたらされ,激しい雨が数時間にわたって降り続くことでごく狭い地域で数百ミリもの雨量がもたらされることがある.対流雲の初期段階の挙動を様々な観測手段で捉えることは気象学の観点から重要であることから,防衛大学校小林文明教授を中心とした研究チームによる総合的な観測がこれまでなされてきた(房総対流雲観測研究).本発表では,房総対流雲観測研究チームによるこれまでの観測成果を俯瞰し,今後の展望について述べる.
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