世界農業遺産一次審査通過Oct1_1_2

比企丘陵農業遺産推進協議会(滑川町、熊谷市、東松山市、嵐山町、小川町、吉見町、寄居町で構成。立正大学は賛助会員であり、環境科学部から相談役として参加)より日本・世界農業遺産申請中の比企丘陵の谷津沼農業(谷津田を利用したため池(沼)に水だけを利用した農業)は一次審査通過した旨、農林水産省関係部局より連絡がありました。今後、現地審査を経て最終審査を受けることになります。

谷津沼農業文化では、農業を営んで生活していくために地域資源である風土を利用しながらヒト、モノ、自然、水土をトータルなエコシステムとして共創されて形成されてきたものであり、まさに、SDGsの考え方でため池を中心としたコミュニティーが1500年前から成り立っています。今後の更なる学際的研究の進展が期待されます。。

日本・世界農業遺産申請に係わる立正大学の取り組み:

農業遺産登録申請を目指した風土共創によるSDGsイ二シャチブ

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GIS・リモートセンシング・環境データサイエンスの手法でため池の水だけでお米ができる研究はこの圃場で行われています。